商品誕生の開発ストーリー
少子高齢化が進む故郷の地域の活力となる看板商品を作りたい!
地域資源である高品質の椿油で「ここでしか作れない価値あるもの」として残していくために、小さな島と地域を巻き込んだ商品開発が始まりました。
地域資源である高品質の椿油で「ここでしか作れない価値あるもの」として残していくために、小さな島と地域を巻き込んだ商品開発が始まりました。
![01](images/storys_ep1_01.jpg)
佐賀県最北端の人口約90名ほどの小さい島「加唐島」は、古くは日本書紀にも「椿の島」と記されるほど数多くの椿が自生しています。島の特産品は「椿油」。少子高齢化が進む故郷では後継者不足もあり、特産品である椿油が失われようとしていました。
![02](images/storys_ep1_02.jpg)
デザイナーとして故郷に何ができるのか?
これまで積み上げてきたノウハウとデザイン力を活かし、地域の活力となる島の看板商品製作を決意!
これまで積み上げてきたノウハウとデザイン力を活かし、地域の活力となる島の看板商品製作を決意!
![03](images/storys_ep1_03.jpg)
故郷をなんとかしたい!その思いの丈を説明すべく、早速島民の方に集まってもらいました。
ところが予想外にも島民の方は猛反対・・・
「みんな体もきつかて、人もおらんとに誰がするとね?」
そして、ここで初めて後継者不足の現実を知りました。
ところが予想外にも島民の方は猛反対・・・
「みんな体もきつかて、人もおらんとに誰がするとね?」
そして、ここで初めて後継者不足の現実を知りました。
![01](images/storys_ep2_01.jpg)
船で島を離れる時は、
本当に悲しい光景に見えました...
本当に悲しい光景に見えました...
![02](images/storys_ep2_02.jpg)
まずは島民に認めてもらうために自分ができること!
地元の有志や商工会青年部に声をかけ、草刈りや収穫作業をなどをお願いしました。
地元の有志や商工会青年部に声をかけ、草刈りや収穫作業をなどをお願いしました。
![01](images/storys_ep3_01.jpg)
椿油の持つ古いイメージを払拭すべく、椿油を使ったワークショップなども島で開催しました。
何よりも、島の人たちや子供達との出会いが嬉しかったです。
何よりも、島の人たちや子供達との出会いが嬉しかったです。
![02](images/storys_ep3_02.jpg)
これらの活動を通して島を訪れる人が多くなりました。
そしてこのような活動が認められ、
ようやく島民の皆さんからお許しを頂きました。
そしてこのような活動が認められ、
ようやく島民の皆さんからお許しを頂きました。
![03](images/storys_ep3_03.jpg)
そして商品開発までたどり着きました。
こんなに素晴らしい特産品を
なくすわけにはいかない!
こんなに素晴らしい特産品を
なくすわけにはいかない!
![01](images/storys_ep4_01.jpg)
椿油の成分を壊さず表現できる商品開発を試行錯誤しながら考案。
①天然ヤブ椿100%
②非加熱圧搾(コールドプレス)
③自生椿の維持管理
①天然ヤブ椿100%
②非加熱圧搾(コールドプレス)
③自生椿の維持管理
![02](images/storys_ep4_02.jpg)